動的なブログ

日常の感じたことをそのまま書いていきます。

午前10時の映画祭12のラインナップが発表!!見どころは??

2010年から開催されている午前10時の映画祭。

簡単に言えば昔の名画を映画館で上映しようという企画。

往年の映画ファンにとっては実にうれしい企画である。企画が始まった10年前ほど前は学生ならなんと1本500円で見られるという破格の料金だった。

私も学生料金で「E・T」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの作品を映画館で鑑賞した。映画の存在を知った時にはもうDVDで見るしかなかった映画たちを映画館で見られるなんて夢のようだった。

毎年今くらいの時期に年間の上映ラインナップが公表される。

第一印象としては「うーん、微妙だな」といった感じ。ちょっとマニアックすぎるところもあって私のようなプチ映画ファンにはとっつきにくい印象だ。

とはいっても目を引くタイトルもいくつかある。

ディア・ハンター

大好きなデ・ニーロ主演作品。緊張感とやるせなさがあふれるロシアンルーレットは鮮明に記憶に残っている。長い映画なので結婚式のシーンでトイレに行くことをオススメする。

ライトスタッフ

ザ・男の映画。飛行機のパイロットたちが宇宙を目指す姿が泥臭くて良い。若き日のエド・ハリスを拝むのが楽しみだ。

他の有名なのは

マトリックス」「アポロ13」「アルマゲドン」「レインマン」「レナードの朝」「レイジングブル

といったところだろうか。

微妙だと思ったが挙げ始めるとなかなか見ごたえがありそうだ。

個人的にはぜひ「スター・ウォーズ」をやってほしい。あのオープニングは秀逸で映画館の大画面と迫力ある音響で、全身で感じてみたい。まさに映画館で見るべき映画といってよい。映画の格としては十分だろうが、権利がややこしそうだ。ラインナップを決めるにあたってやってほしい映画アンケートみたいなのも行ってくれないだろうか。

会社に来たマナー講師が害悪過ぎた「あだ名」の話

以前勤めていた会社では、年に1回セクハラ・パワハラ研修がある。

2時間くらいの研修でわざわざ外部からマナー講師を招いて行われる。

そのマナー講師の話があまりにもひどかった。

マナー講師は女性の方で、以前は航空会社のCAとして働いていたという。年齢は40過ぎくらいだろうか。

研修が始まる。

まず会社に対して賛辞を贈る。

「こんなきっちり研修を行う会社はなかなかない。素晴らしい」

彼女も仕事をつないでいくために必死なのだろう。ちなみに新人のマナー研修も同じ人だ。会社としても同じ人に頼む方が楽だし安心である。この程度の営業ごますりはよくある光景だから問題ではない。

ひどかったのが「あだ名」の話だ。

会社に田中という同じ苗字の人が2人いるとする。一方は普通に「田中さん」と呼び、もう一方は「田中ちゃん」と呼んだとする。

これが問題だというのだ。

何がダメなのか-。2点あるという。

①「田中さん」と呼ばれている側は「田中ちゃん」と呼ばれている人より親しみがないと感じ、差別を受けたと思う。

②「ちゃん」付けは幼児性の表れであり、社会人としてふさわしくない。

だから会社であだ名で呼ぶのはタブーだとまでいうのだ。

思わず吹き出してしまった。さすがに冗談だろうと思って講師の顔を見てみると真剣至極の顔をしているのだ。吹き出したとき目が合ってしまい、睨まれてしまった。

そもそもちゃん付けがあだ名だという認識を持つ人に出会ったのは初めてだった。仮に差別的な扱いを受けていると感じる人がいたとしたらその人に問題があるだろう。

この場合、あくまで同性がいるとややこしいから区別するためにやむを得ず呼び方を変えているだけだ。差別とか幼児性とか考えすぎである。

もともと私はマナー講師という存在に懐疑的だったのだが、この件で完全に信用をしなくなった。

そういえばあだ名をつけることがいじめにつながるとかであだ名を禁止する小学校もあるらしい。世の中が「平等」を意識しすぎて窮屈になってきている。

あだ名については自分も高校時代にとあるお菓子の名前を付けられたことがある。

しかもつけられたのは入学して早々のことで、お互い顔と名前が一致していない段階である。当時は散々いじられた。でもそのあだ名のおかげで周囲から話しかけられる機会が増え、友達が多くできた。人見知りしてしまう自分にとってたいへんありがたい話だった。今となってはつけてくれた友人にかなり感謝している。正直あだ名で人生が変わったといってもいい。

あだ名は「愛称」ともいう。あだ名で呼ぶということはそこに愛があるということの裏返しである。もちろんあだ名で呼ばれないからと言って愛がないわけではない。あだ名はその人の個性があらわれたりするものでもある。あだ名で呼ぶことを名に振りかまわずやり玉に挙げる生きづらい世の中にはなってほしくない。あだ名に救われる人もいるのだ。

 

 

 

 

 

ロシアのウクライナ侵攻に思うコロナとの心境の違い

ついに恐れていたことが起きた。

ある程度予想はしていたものの実際に起きるとショックだ。

株価に目をやるとVTI、QQQともに2%安からのスタート。

この状況で上がるはずがない。

保有しているQQQもついに元本が割れてしまい、ただ下降していくチャートを呆然と見つめているのみである。

コロナの時の暴落では積み立てNISAの投資信託ETFともに元本割れしていたが、冷静だった。逆にチャンスととらえていた。

しかし、今回の暴落は胸がやきもきしてしまう。やはり「戦争」というワードが非現実的すぎて受け止め切れていないのかもしれない。ヒト対ウイルスの場合はみんなでコロナを倒そうと一致団結していた印象があった。マスクの着用や手指消毒、外出の自粛。そこには規律があった。それに反して戦争は、人が人を攻撃する無秩序な行為だ。人間の心の貧しさや暗部が露出してしまい、本当に見苦しい。

ロシアでどういう教育が行われているのかは知らないが、まさか戦争を是とする教育がなされてはいまい。歴史的に見ても戦争は悪い結果しか導かない。頭では理解しいていても目先の利益に目を奪われてしまうのだろうか。原油価格が高騰し、ほくそ笑んでいるプーチンの顔が目に浮かぶようだ。1日でも早い終息を願うばかりだ。

米国株暴落時のスタンス

ウクライナ情勢不安で米国株が急落している。

個別株は持っていないがドル建てでVTIとQQQを持っている。

当然この2銘柄も暴落しており、ここ最近は23時30分を迎えるのが嫌である。

コロナの暴落時に大量に買ったVTIは現在の暴落を迎えても+40%という素晴らしい成績を残しており、優秀だ。

一方QQQはコロナ後の絶好調の時に買い付けたためいまや+3の成績しか残せていない。そもそも値動きが激しいETFなのだが、このまま下落が続くと元本割れの恐れもある。

ここで大事なのが暴落時のスタンスである。歴史的に見てVTIもQQQも右肩上がりなのは間違いない。しかしこうも毎日下落が続くと不安になるのが投資家心理である。狼狽売りするのは愚の骨頂と分かっていながらも、いったん売って底になったときにまた買えばいいという誘惑がある。だが、売るとしたら上がっているときだろう。時すでに遅しである。

今考えるべきは大型な買い増しである。

ETFは長期保有することが基本だが、今は逆にチャンスと見る。反転し始めたときに買う。

ただ反転し始めたと判断するポイントが非常に難しい。また、現金と投資比率を決めているので一気に買いますとするとバランスが崩れるのが個人的には微妙な感じである。

投資バランスについてはすぐに売ってしまう予定なのでさほど気にする必要はないのかもしれないが、投資ルールを一時的にでも破るということ自体タブーである。

投資できる資産をもう一度整理し、いくら投資し、何%上がれば売るのかを決めておくことが大事になりそうだ。

ネットプロHDの下落が止まらない

大和証券で当選したIPO銘柄ネットプロテクションズホールディング。

公開価格は1450円で初値は1378円の公募割れ。IPOは初値売りしてきたが、後払い事業ということで時流に乗っているし将来性を見込んでホールドした。

それが今や500円台に下落し目も当てられない。いつか反転するだろうと根拠もなく損切りできずにいたらこの惨状である。10万円近くの含み損である。これは塩漬けすることになりそうだ。一時1700円を付けたこともあったのでいかに利確や損切りが大事かを痛感する結果となった。

昨年からIPO市場は不調で公募割れ銘柄が続出している。上場した後もほぼすべての銘柄が下落の一途をたどっている。コロナで市場が安定していないことが原因なのか、それとも岸田総理の公募価格が高すぎる発言によるものなのか、素人にはわからない。IPOは無料でできる宝くじといった位置づけではもうなくなるのだろうか。楽しめる上にお得だったので、なくなるとなれば大変残念だ。

とはいっても今年はエッジテクノロジーが当選し3万円ほどの利益が出たわけだし、幸先良いスタートを切っている。今日上場したCaSyも当選こそしていないが初値売り7万弱の利益だ。コロナとウクライナ情勢不安のダブルパンチを食らっている状態ではあるが、期待を込めながらしばらくは様子見といきたい。

爽快感ゼロ—竜王スキーパーク

はるかな連峰を臨みながら雲海を突き抜け滑走する。スキーの醍醐味である。竜王スキーパークには大きな期待を寄せていたが見事に裏切られる結果となる。

美しい雲海が写っている写真につられてこのゲレンデに来た。あの絶景を見ながら滑れたらどれだけ気持ちいいだろうか。20分に1回のロープウェイに乗り山頂に降り立つ。見事な絶景だった。テラスには写真を撮る人であふれかえっていた。

しかし写真を撮りに来たのではない。滑ることがあくまで目的なのだ。滑るコースは上級者コースでヘルメットの着用が義務付けられている。「木落としコース」と呼ばれている。

木落としは非圧雪で朝なら新雪が楽しめる。雪質もいい。コブはないので上級者用となっているがボーゲンができ、斜度に対する少しの勇気があれば初心者でも何の問題もなく滑走できる。

問題は圧倒的な効率の悪さである。

下に降りるにはこの木落としを降りるしかない。降りるとまたロープウェイに乗って木落としを滑って・・・。この繰り返しだ。

まずロープウェイに乗るのに時間がかかりすぎる。20分に1回の運行、頂上まではおよそ10分。最大で30分かかってしまう。私が行ったのは三連休の中日ということもあって長蛇の列ができていた。1回の輸送では全員を運びきれない。人が多かったためか10分間隔での運航となったがそれでもかなり待たされる。下りるとまた待たされるのかと考えると滑る気がなくなってくるのだ。15時過ぎに木落としが閉まることを考えればこの時間のロスとモチベーションの低下は致命的だ。

次にコースのバリエーションがなさすぎる。素晴らしいロケーションを備えていながら1つしかコースがないのはゲレンデとして考えられない。木落としばかり滑ることになるので飽きが来て爽快感も全く得られない。コースの本数を増やして、初級者、中級者にも滑ってもらえるようになぜ考えないのか。木落としはほとんど滑っている人がいない。9割以上はロープウェイに乗って下まで降りているのだ。あまりにも非効率だ。

待ち時間に対して滑っている人が少なすぎる。こんなゲレンデは初めてだ。その現状を知っていながら改善しないのはコスト面の問題だろうか。

これではスキー離れが進むだけである。景観を売りにしているようだがはっきり言ってあの程度の景色なら妙高杉ノ原といったほかのゲレンデでも見ることができる。スキーの醍醐味を大きく損ねている。

いい景色を見られてあとは下の方でゆったり滑れればいいかなという人ならそれでいい。だが、私のようなとにかくガンガン滑りたい人には物足りなさすぎるゲレンデであった。ロケーションはいいだけにただただもったいない。うまいスキーヤーがほとんどい理由がよく分かった。